放射線技師は、国家資格である「診療放射線技師」という資格を持っていなければできない仕事だ。
医師の指示にしたがって、レントゲン撮影をしたり、CT検査やMRI検査を行ったりするのが主な仕事だ。
それ以外にもがん治療の一環として、がん細胞を破壊するために患部に放射線を照射したりもする。
通常は病院など医療機関に勤務しているのだが、実は放射線技師を必要としている一般企業もあるのだ。

同じ医療系でも看護師や医師は一般企業の求人が多い職種だ。
いわゆる「産業看護師」「産業医」と呼ばれる職種で、従業員数が1000人を超えるような企業では専属で設置が義務付けられているからだ。
それに対して、放射線技師の一般企業求人は決して多くないが、その中で一般的なのは医療機器メーカーの求人だ。
仕事内容は自社製品を導入する医療機関に出向き、機器のデモンストレーションを行ったり、機器の操作方法をレクチャーしたりすることだ。
ときには新規顧客獲得のための営業に同行し、機器の専門的な説明を行ったりもする。

一般企業へ就職や転職を希望する理由の一つとして考えられるのは給与と休日だ。
土日は必ず休みたいとなると医療機関ではなかなか難しいだろう。
また、特に外資系の医療機器メーカーならかなりの高給も期待できる。
ただし、その場合は中級以上の英語力が必要だ。
さらに、放射線技師以外に放射絵取扱主任者など他の資格も併せ持っていると、より有利に転職することができるだろう。